「ご主人様~きもちいぃですぅ~~~~~」後ろから激しく突きあげるたびに、彼女はシーツを強く握りしめながら、歓喜の叫びを繰り返していた。
「そんなに気持ちいいのかい?でもまだイッちゃだめだよ?」
「はいぃ、、我慢しますぅ」そうは言ったものの、奥の方をトントンと圧迫してあげると膣をギュルギュルと締め付けてくる。
「ごめんなさいぃ、ご主人様、イッちゃう、またイッちゃいますうぅううううう」そう言って彼女は何度もなんども果てていった。。
普段SM的なプレイはほとんどしていませんが、どういう経緯でこんなサディスティックな役回りをしているのでしょう?
ことの発端は、およそ2時間ほど前に遡ります・・
待ち合わせ場所は名古屋駅近く、人混みが行き交う中からヒラリと蝶のように現れた彼女は、やえ歯がとてもチャーミングな小柄な20代後半の女性でした。
最近名古屋に転勤してきて、彼氏とはいちおう遠距離恋愛中だそうです。
問い合わせメールにはアロママッサージの希望としか書いてありませんでしたが、話をしていくうちに彼女には性に関して、あるお悩みがあることがわかりました。
「わたし、どんどん感じなくなってきてるんです・・」「???・・・きっかけとか思い当たるふしはありますか?」
「原因はよくわからないんです。以前長期で海外に行ってたんですが、その際に性的な欲求を絶とうと思って・・・帰国してからセックスで感じなくなってたんです。昔はそういうの、結構好きだったんですが、、」「なるほど、セックスに対して罪悪感や後ろめたい気持ちが少なからず有ったのかもしれませんね」
生まれ育った環境や人生経験を経て、そのような後ろめたい気持ちが芽生えていくことは性感脳をシャットアウトしてしまう大きな原因だそうです。
そして理性的な人、頭でっかちになりがちな方は自身の性感脳を開花できない典型でもあります。
例えば彼女の場合、いつもよりも感じなくなってきた、という違和感が引き金となって、どうして?という焦りのようなものが生じてしまった可能性があます。
気持ちいいという
感覚に、どうして?という
理性が割り込み、悪循環に陥ってしまっているのかもしれません。
セックスセラピーにはレントゲンのようなものは使えませんので、原因がハッキリしない手探りのままあえて処方箋のようなものを出すとすればズバリ
「考えるな、感じろ!!」というシンプルなアドバイスになります。
ですが、これが意外と難しい。アドバイスを頭で考える時点ですでに、理性が働いているからです。
どちらかというと理性的な女性に対して、施術前にお伝えしていることがあります。それは
「イケなくてもいいし、感じなくても良いです。とにかく
カーマワールドを一緒に楽しみましょう!」というものです。
ホテルにチェクインするなり、カーマワールドの下準備が始まります。
ドリンクを薦めます。お酒が飲める方にはアルコールの力を借りて理性を薄めてあげるのもいいですね。
シャワーを浴びている間に照明を調節し、ジャズなどのムーディな音楽で彼女をお迎えします。
「なんだか、すごいドキドキしてます。。」さっそく、お風呂あがりの彼女にうつ伏せになってもらい、アロママッサージからカーマワールドの幕が開きました。(
中編へつづく・・・)
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