この日記は
虹が架かるとき(前編)からのつづきになります。
(・・・つづき)
焦らして欲しいという要望だったので、今日はとことん焦らすつもりで挑みました。
アダムタッチは焦らしの技とも言えます。
秒速2~3センチという手の動きには、数秒後に触ってもらえるという期待感を煽る効果があり、そんな期待をうまく裏切ることも、性感脳を高めるポイントになると思います。
背中やお尻などの愛撫を3往復するころには、すでに皮膚全体が大きな性感帯と化していました。
おしりを軽く引っ掻くように触ると、ビクンッと大きくカラダをしならせ反応してくれます。
女性のカラダは快感に素直で、見ていて惚れ惚れとします。
手がアソコに近づくにつれて、彼女の反応も大きくなっていきますが、まだまだ触ってあげません。
お尻の谷間、アナル近辺までは指を這わせても、それよりも奥は最後の最後まで焦らします。
彼女の反応にM性を感じたので、今日は”焦らし”+”言葉責め”で軽くいじめてやろうと思いつきました。
仰向けになってもらい、顔の各パーツ、とくに耳や首周りを入念に愛撫していきます。
耳は女性のアソコと似たような形をしていますし、感度が高いパーツなので、卑猥な言葉と卑猥な指の動作でお互いの淫乱脳を開花させるにはもってこいです。
「◯◯のアソコもうグチョグチョだよ」と言いながら指先でこねくり回したり
耳の穴付近にある突起をクリトリスにみたててコリコリ触ったり、耳の穴に優しく指を出し入れしたりと、エッチな想像力を掻き立てます。
アロマの成分が効いてきたのか、卑猥な言葉の効果なのか、ふたりの理性は闇のしじまに溶けていきました。
胸の表面を、乳首を中心に円を描きながら触っていきます。
話によると、乳首はあまり感じないんだそうです。
乳首が感じない女性なんてほとんど会ったことが無いので、カーマ鈴木の乳首舐めで開発してみようと秘かにココロが踊りました。
実はわたくし、乳首攻めも得意技の一つなのです。
徐々に乳首に近づきながら、触れそうな距離まで来たらまた離れたり、隣のおっぱいの愛撫に移ったりと焦らしまくります。
「どこを触って欲しいですか?」
愚問を投げかけます。
「・・・ちくび・・・触って!」懇願するような瞳は、かすかに涙をたたえているようにみえました。
「申し訳ないですが、今日は急用を思い出したので帰りますね・・」
今思い出しても引くくらい意地悪なことを言ってしまいました。
「ダメェ・・・」「そんなに触って欲しいんですか?」
「・・・うん・・」「しょうがないですねぇ・・・もっと大きな声でおねだりしてごらん?」
「え・・・?やだ・・」「帰りますね・・・」
「ダメ!!」「おねだりしてごらん?」
お断りしておきますが、僕は普段こんな意地悪なことはしません。
あくまで要望があったからで、Sな役を演じているだけですのであしからず・・・
「ちくび・・・触ってください・・・」「聞こえないです。もっと大きな声で言ってごらん?」
「チクビ触って!!」「まだまだ、もっと大きな声で!」
松岡修造さんもびっくりするくらいの熱血ぶりです。
「乳首触ってください!!!!」そんな言葉を発するたびに、触って欲しいという欲望がフィードバックしていき、自己催眠のように性感を高める効果があります。
いまや感度が絶頂に達しているであろう乳首の先端を軽くつつくと、「アンッ」と声を発しながら体をのけ反らせました。
つづけざまに乳首に舌を絡ませます。
舌の腹や先端、裏側などを使って、乳首の表面をなぞるように愛撫していきます。
最初は極めてゆっくり、そして優しく・・・
そして、乳首の側面をぐるりと舌で撫で回すローリング乳首舐め?や、乳首のエッジを強めにレロレロ舐めたりと、この段階になってくるともう何されているのかわからないのか、支離滅裂な喘ぎ声を発してヨガりまくっています。
左右合わせて数十分の乳首攻めでおねだりに応えました。
長時間の快感に悶えに悶え、彼女はもうすでにグッタリとしています。
しかし、登山でいったらまだ3合目に差し掛かったぐらいです。
下半身の頂きを目指して、ゆっくり山を登っていきます。
もう時計は午前0時をまわる頃でしょうか。
街が寝静まったあとも、カーマ鈴木の夜は続きます・・・(
後編につづく)
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