瑛太と松田龍平主演の某テレビドラマではありませんが、最近変わった内容の依頼が多くて楽しいです。
先日は20代前半、男性経験の無い”処女”の女性からの依頼が入りました。
処女と言っても、もちろんロストバージンが目的ではありません。
セカンドバージン、性交経験はあるけどどうもセックスの楽しさがわからない女性への施術は経験ありますが、いまだ男性と肌を重ねたことのない乙女に対して施術はしたことはありません。
そもそも得意技のソフトなハンドタッチによる全身愛撫は、性交経験の全くない女性にとってはくすぐったいだけになってしまう恐れがあるのです。
何度かメールでやりとりし、休日の昼間に名古屋で待ち合わせることに。
午前10時過ぎ、改札前で顔を合わせます。
想像よりもスラリとした、かなり品のあるお嬢様です。
あまり時間がないとのことで、そのまま直で近くのホテルへと向かうことに。
歴史のありそうなこぢんまりとしたラブホテルへと入ります。
もちろん彼女にとっては初ラブホです。
なかなか肝が座っているのか、僕のほうが緊張気味です。
ソファに座って軽くお話をうかがいます。
僕 「今、恋人はいるんですか?」
「今居ないです・・・」
僕 「これまで男性とお付き合いしたことは・・?」
「高校の頃一度だけ・・・でも何もせずすぐに別れました」
箱入り娘的なオーラはビンビン出ていますが、すぐにでも彼氏が出来そうなのに不思議です。
僕 「オナニーとかしてます?」
「はい・・・たまに・・・」
僕 「イケますか?」
「イケるときも・・あります・・」
僕 「ま、まさか今日バージン捨てたい、とかいう考えじゃないですよね?(汗)」
「全然全然、そんなつもりはないです~(バッサリ)」
僕 「ハハ、そうですよね~(笑)」
(略)
どうやら、恋人とそういう関係になった時に、怖いから事前に予行練習をしておきたい、とのことでした。
男性の草食、絶食化の余波なのか、行き過ぎた情報社会の影響なのでしょうか
平成生まれの方の発想はなかなか斬新です。
一通りお話を伺って、早速シャワーも浴びずにベッドに横になります。
アダム流の愛撫が純粋な処女にも有効なのか、試す時が来ました。
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